アコーディオンのバックストラップをオーダーしたお話

アコーディオンのバックストラップをオーダーしたお話

こんにちは、キネマチコルのカタギリです。
ひっそりとスローペースに綴っている、こちらのブログ。
ライブやコンサートが少ないままの現状ではネタがないかと思っていましたが、意外にありました。

という訳で、本日は「アコーディオンのバックストラップ(背バンド)をオーダーした話」なんぞを書きたいと思います。

アコーディオンのバックストラップとは、アコーディオンストラップ(肩ベルト)の背中側に付けるベルトの事です。
リュックを背負った時に、肩紐がずり落ちないように胸側にベルトを着けることがありますが、それの背中バージョンのようなもの。重い楽器を弾く際には、バックストラップがあると安定するのです。

こういうものを背中側に付けています

私が使っている楽器は重さが結構あるので(11kgくらい)、バックストラップを使っています。
ちなみに、大型楽器用の肩ベルトには、最初からバックストラップが付いているものが多いようです。実際、私が持っている大型用肩ベルト3種類のうち、2つには付いています。
しかし悲しいかな、お気に入りの色のベルトには、バックストラップが付いてないのです…。

これまで、お気に入りの色のベルトには別売りのバックストラップを付けて愛用していました。
しかし、最近私の元へやって来てくれたBUGARIちゃんの肩ベルトの色にぴったりだったため、そのバックストラップをBUGARIちゃんへ付け替えたのです。

福岡を中心に演奏依頼や出張演奏でアコーディオンとギターを弾いているデュオ「キネマチコルのブログ
これがBUGARIちゃんです。小粋な音色のお嬢さん♪

という訳で、新たなバックストラップを購入するべく色々なサイトを見ておりました。
お客様からは見えない部分ではありますが、そこはやっぱりこだわりたいもの!
とは言え、好みの材質や色のベルトはなかなか見つからなかったのです…。
良いのを見つけても、イタリアからお取り寄せ…。一体いつ届くのやら。

ということで、革小物作家さんに作っていただきました。
制作して下さったのは、福岡市の「革工房ユウナギ」さんです。

メールで数回やり取りをしてから、工房へ実際にお邪魔しました。
工房で色々な革を見せていただきつつ、それぞれの特徴など興味深いお話をたくさん!
どの色の革も魅力的で非常に迷いましたが、イビザ革のワインレッド×羊革の組み合わせにしました。金具もアンティークな雰囲気のゴールドに。

革工房ユウナギさん
革工房ユウナギさんの工房です。色々な種類の革に目移りしちゃいます

革工房ユウナギさんにとっても、バックストラップの制作は初めてのこと(そりゃそうだ)。
実物を見ていただきつつ、さらに良いストラップになるアイデアも提案していただきました。
革工房ユウナギさんの革愛、素晴らしかったです。

そして、完成したこちらのバックストラップ。
非常に素敵な色合いですね~。
糸の色はゴールドですが、それがまたいいんです!

福津市や宗像市のレストランで定期演奏しているアコーディオンとギターのデュオ「キネマチコル」のブログ
このバックストラップはVictoriaさん用です

背中に当たる部分もソフトなタッチなので、長時間弾いても痛くなりません。
がっしり、背中をホールドしてくれる安心感があります。
何時間でも弾けそうです!

アコーディオン専用部品は日本では購入できる選択肢が少なかったり、海外からお取り寄せする場合も納期に不安があったりしますが、今回はオーダーメイドで理想的なバックストラップを手にすることができました!
もちろん、楽器の重さが直接影響する肩用ベルトは専門会社製のものが一番ですが(千切れたら楽器が落下するという悲劇に見舞われます)、そうでないバックストラップなら、こうした選択肢もアリかと。

もしアコーディオンのバックストラップを探している方がいらっしゃったら、革工房ユウナギさんに相談してみてくださいね。
既にバックストラップ用の型紙はありますし、話が早いと思います(笑)。

■革工房ユウナギさんのサイトは コチラ


さてさて。
まだまだライブやコンサートが出来ない日々が続いていますが、ログハウスレストラン ハイポーさんでは月に3回、BGM演奏を致しております!
豊かな自然に囲まれた福津市と宗像市で、のんびりとした時間を過ごしませんか♪

演奏予定はコチラをどうぞ。

福岡や春日市、福津市、宗像市などで演奏依頼を受けてのライブやコンサート、出張演奏などを行っているアコーディオンとギターのデュオ「キネマチコル」のブログです